飛騨トンネル工事(トンネル掘削編) その3

―飛騨清見IC(愛知県)側からの掘削―
飛騨トンネルは、白川側からだけ掘りぬく計画でしたが、
不良地山に手間取っている間に飛騨清見ICから
飛騨トンネルまでの10kmが工事用に利用できるようになったこともあり
飛騨清見IC側から掘削を開始しました。
工期短縮のため上り方向(白川側からの掘削)と
下り方向(河合側からの掘削)から同時に掘削することとしたのです。
TBMの派手さに比べて本坑を約3,500m掘ったこちら側の工事は、
目立たないのですが、下り勾配のトンネルを掘るのは安全に対する
高い意識と高い精度の地山把握が必要です。
というのも2%の下り勾配で3,500m掘った地点はなんとface08
70m(地下20階以上!!)の地下と言うことになります。
そう、万一大量の湧水に見舞われると先端で作業している場所は
水没してしまうと言うことです。
工期短縮の最大の立役者は地味ですが、すごいのです。

ちなみにこんな機械で掘ってました。
まるでエイリアンに出てきた機械みたいでしょ。

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この記事へのコメント
ああっこれこれっ

イラ谷トンネルの機械これと同じタイプでしたよね。

正にSFまんまでした。
Posted by かへる〜ん at 2008年01月22日 15:55
こんにちは。
この機械は何人で操作してるんですか?
見える範囲で4人確認できるのですが・・・
Posted by ぶーさん at 2008年01月22日 16:37
ぶーさん、かへる~んさん毎度のコメントありがとうございます。
この機械は、2人以上いれば操作できるようです。

いら谷トンネルもNATM工法で掘ったのでこのような
機械が使われていたと思います。
Posted by NEXCO@kiyomi at 2008年01月22日 17:30
はじめまして。
開通を心待ちにしている者です。
最近このブログを見つけ、楽しく読ませていただいております。

ところで質問というかリクエストなのですが(ここでいいのかな?)、
当初予定の3月開通が延期になってしまった原因である現場の、
現況や写真についての記事を読ませてほしいな、と思っております。

もしかして社外秘?でしたらスルーしていただいてかまいませんが。
公式リリースでは延期発表から音沙汰がないようなので。
Posted by s-k at 2008年02月12日 15:05
コメントありがとうございます。
その当時のプレス発表資料が以下のHPにあります。
http://www.c-nexco.co.jp/info/others/071101115715_1.html

この資料の中の貫通点付近の写真は
http://nexcokiyomi.hida-ch.com/e35768.html
こちらにありますが、トンネル本体は既に仕上がっていて
現在は舗装工事を実施しています。(理由①)
TBM区間の非常駐車帯拡幅についても現在は全て終了し
舗装工事と各種設備の据付を行っています。(理由③)
換気ダクト付近については、換気設備の仕組みも含めてこのあと
ご紹介していきます。(理由②)
Posted by NEXCO@kiyomi at 2008年02月13日 13:06