トンネル内の橋

NEXCO@kiyomi

2008年01月16日 11:58

やっとぶーさんのお返事を書く準備ができました。本当に遅くなりました。
まず、もし新聞に出ていたのならこんな写真ではなかったでしょうか?

TBMで掘った断面は円形をしています。
飛騨トンネルでは、下半分をトンネル内の換気用に使用し、
その上に路面を造る計画ですので多少複雑な構造になります。
そこで下半分を造りながら、トンネルを掘削するための材料の搬入ルートを
確保する方法がトンネルの中に橋を掛ける工法でした。
上の写真はトンネルの下半分を撮影したものです。
作業用の橋の下側とアーチ状のコンクリートの部品が見えています。
アーチ状のコンクリートは作業用の橋から吊り下ろされ設置されます。
アーチ状コンクリートの下側が、トンネル換気のための風の道になります。
このアーチの上に土を持って路面を造ります。
路面側から撮った写真が下の写真です。

手前が、土が盛られた部分で、この奥でトンネルの掘削がなされています。
真ん中の通路から先が作業用の橋になっています。


今は、全ての掘削作業が終了したのでこの橋は、解体されています。

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